神津島行ったった
私たちひまファミリー(ひまえいごファミリー、別に暇なファミリーではない)は、夏に神津島に2泊3日のキャンプに行きました。行きのオーバーナイト大型客船を含めると3泊4日の、実に過酷なキャンプ、でありました。メンズ(ひまパパとひま子)はとてもわくわくうきうきしていたけれど、しぶしぶ同行したひまママです。
だがしかーし、終えてみれば、本当に本当に神津島、素晴らしかった。
全人類1度と言わず2度3度、足を運ぶべき場所でしたねー。帰ってきてからもいろいろな方にオススメしております。我々もまた行く計画を立てています。ひまパパに関しては、一月くらいでまた行ったわ。一人で。ペット連れて。二人か笑
この記事で紹介していること
・行き方
・オススメ観光スポット
・ご飯
・移動方法
・お土産
・おわりに
まず行き方を見て行こう
飛行機か船
である。とりあえず見ていく。
1飛行機
調布飛行場から神津島への直行便がございます。新中央航空株式会社さんから出てあらします。飛行時間なんと45分!
最高か!
片道大人17900円小人12500
往復割引もあるみたいだけど、GW、夏休み、冬休みの大型連休は使えないみたい。残念。そこを外していけば、往復32600円で行けるようである。
あ、春休みは書いてないから春休みは往復割引いけるのかも。春休みに計画されてる方々、各々要チェックしていただきたい所存。
2、船
船には2種類ございます。
ジェット船(速いやつ)
大型客船(遅いやつ)
である。
ジェット船は東京竹芝桟橋から、3時間くらいで着く。正確には3時間5分と東海汽船様のサイトに記載がございます。
他にも熱海から1時間35分〜、下田からも2時間20分〜とのこと。
うちのパパ氏は、2回目に神津島に向かった際、竹芝桟橋から1人で(2人で?)高速ジェット船で行きましたが、まるで飛行機みたいな座席と言っていましたね。
オーバーナイト大型客船
デッキに座ってワイワイできる。ちなみにお酒を買うには、運転免許証を自動販売機にかざす必要がある。(外国人に免許かざしてくれへんかと頼まれたで)
割とみなさんお酒飲みながらわいわいされてる感じでしたね。
私たちは、お子連れなんで、レインボーブリッジを背景に記念撮影して早々に自分たちのスペースに行って雑魚寝。
えぇ。雑魚寝です。
もちろん大型船には個室もございます。特等室がそれです。ホテルのお部屋みたいな感じです。東海汽船さまのサイトで見ただけです。我々は雑魚寝です。
そして、特等室の次から、特1等室、1等室、特2等室、2等和室、2等椅子席のラインナップ。
雑魚寝の我々は2等和室でございます。
キャンパーの集まりだったんで、みなさんマット持参してる模様。エアマットに空気入れてすごい音を出していた方もいらっしゃいましたよ。ふかふかそうでうらやましい。もちろん、そのまま床にお休みになられる方もいてました。大体みなさん、100円を払って、ブランケットを借りてましたね。なかなか船内寒いんだ。船員さんが「ブランケット貸し出ししてますー」と、お部屋のとこまで来てくださいます。
ちなみに、1等室には、マットと枕がついているようで、お部屋の感じは2等和室と同じ感じに見えましたね。マット持参してるなら、全然2等和室でいい感じ。特1と特2は、二段ベッドで寝られる様です。
夜中になって、ちょいちょい人がお部屋に戻ってくると、ものすごい勢いでいびきをかき始めたお兄さんたちもいましたが、…まぁ雑魚寝12人部屋の醍醐味ですよね。いい経験ですよ。息子はというと、平気で寝てましたね。繊細なワテクシはちょいちょい目覚めては寝返りを打ち、ごろごろ夜を明かしました。
そんなこんなで、朝5時ころ最初の港、大島港に寄港。
我々は最終着港、神津島は多幸湾港に向かいます。
そして、あさ8時くらいでしたかね。もうすぐ着くとのことで、荷物まとめて外に出たら、んまー!なんと景色の広いこと。真っ青な海、広々とした空。んまー美しかった。うちの近くではまったく見られない。穏やかな気持ちになりました。最っっ高。
船を撮影して
キャンプ場へ向かう。
徒歩で二十分くらいでしたかね。
海岸線を歩いて気持ちがいい!
キャンプ場到着
だいじんこキャンプ場
テント張る。ワンタッチの簡単なやつ。
2個のロッジあり。次回は絶対ロッジに泊まる。絶対にだ。
流しもキッチン台も、シャワー室もトイレももちろんある。
自由に使える模様です。
ビーチも目の前で歩いていける。バス停もすぐそこ。バスは島らしく1時間に1本未満って感じですかね。終バスも早めで5時前です。この不便さもなんかいい。
バスで一駅行けば
温泉施設もあります。
神津島温泉保養センターでございます。
歩くと、どれくらいかかるのかな。12分とグーグル先生。子連れで15分にしときますか。海岸沿いなので、海を見ながら爽やかに歩けますね。車通りもそんなに多くないので安心です。
真夏は暑すぎるかもだけどね。
とっても美味しいランチ、ディナーができる。
オススメ観光スポットを紹介
神津島本当に素晴らしかったのですが、観光するのにオススメはおそらく以下の5つかなぁと思います。
1赤崎遊歩道
2神津島温泉保養センター
3前浜海岸とお土産屋さん巡り
4星空観察
5天上山トレッキング
我々の二泊三日の(船泊を含めると、3泊4日だけどな!(ひまファミリー…)神津島キャンプの1日目は、大目玉の赤崎遊歩道でのシュノーケリングです。
1赤崎遊歩道
遊歩道が張り巡らされていて、見ているだけで楽しい。そこらへんに陣取って荷物を置いていざ海へ。
橋から海に飛び込んでいる人もいる。手軽に飛び込めるスポットも他に2、3ある模様。次々に飛び込んでいて見ていて飽きない。
ちなみに、この赤崎海水浴場、形容するとまるで水族館の中を泳ぐみたいな気分。浅瀬はすぐ終わって、すぐ足がつかなくなる。浮き輪もしくは、救命具の装着は必須。浮き輪は、すぐそこにある売店の横で500円でレンタルできる。ノートに記名するスタイル。返すときに名前言ってお返しする。
あ、海水浴場の右側には浅瀬が続いているところもありました。海底の岩がゴツゴツしていてマリンシューズあったほうが良さげです。浅瀬なので海水が生ぬるい〜。
我々赤崎初心者は、息子の浮き輪だけ借りて、母も父も身一つで荒れ狂う(うそよ。そんなことない。穏やかな)海に挑みました。
波が岩にぶつかって、しぶきを上げています。フジツボがいっぱいの岩肌に押されて危ない。夏の間常駐の監視員さんに、岩の近くには行かないように、声をかけていただきました。ありがとう。
海って怖い。
肝心のシュノーケリングは、圧巻。たくさん魚おるわい。そして透明すぎる青々とした海!美しいー!最高ー!
でも、波に揺られてなかなか思うところに進めないし、波に戻されるし、必死に手でかいて足をバタバタさせて、全身運動でくたくたになりますね。
ちょっと泳ぐのに疲れたら、遊歩道を歩くのも楽しい。ただ、サンダル必須。岩のところも歩けるのだけど、足の裏が焼けちゃう。いたいのよね。
売店のかき氷も焼きそばもとても美味しい。座って食べるところもある。
ちなみに、英語のお勉強を挟んでおくと、日本語で言うシュノーケリングは、英語表記はsnorkelingスノーケリングですね。調べたところによると、日本語も、シュノーでもスノーでもどちらでも良いみたいですが、シュノーケリングがやや一般的。
2神津島温泉保養センター
2日目は、温泉に行きました。
神津島温泉保養センターでございます。営業時間は11:00から21:00
だいじんこキャンプ場から、徒歩約15分でございます。我々はバスで向かいました。バスは1人200円。キッズ半額100円。
バス停から見える外の露天風呂(水着着用)は、まず温泉施設に入って受付をしてから、着替えの所を通って初めて行くことができます。誰でも入れるわけじゃないんやで。
なんか、クチコミみたら、怖いおじさんスタッフがいる、なんて書いてあるから、戦々恐々と向かったけど、おばさまだわ。安堵。靴を靴箱に入れて、受付でお金を払う。
大人1人800円
小人半額400円
いざ、温泉へ。
まず、外の温泉にいく。景色いい。
暑い夏に温泉。いい。
波の音が、いい。
パパは暑さにやられていたけれど、原泉が出るところからは、冷水も一緒に大量に流れてきていたから、(温度調整の為ですね。湧き出る原泉は熱すぎますからね。)その冷水側を1人陣取って、冷たくて気持ちぃーとのたまっておりました。(温泉にきたのだが?)
階段登って高いところにも温泉があって、景色もいいし、とても気持ちが良かったです。
露天風呂から帰って内風呂に入る場合は、水着を脱いで、シャワーを浴びてからになります。
露天風呂から歩いて帰ってくると、内風呂前にシャワーがありますので、そこで脱いでいざお風呂、という流れですね。
中は古びてる感じはありましたけど、素敵な温泉でしたよ。
温泉がおわったら、ご飯。
美味しそうなご飯が、食べられる。
海鮮を注文。
かき氷もある。
お水はセルフ。
ランチは11:00-14:00で
ラストオーダーが13:30
夜の営業は、16:00から21:00で、ラストオーダーは、20:30です。
ごはんとても美味しかったでした。ご馳走様でした。
ちなみに、待合にはマッサージチェアもあるので、先に出ていたパパは、マッサージしてリラックスしていたようでした。お金いったんかな。確認していない。要確認。100円か、それ以外か。
温泉はこんな感じでした。
3前浜海岸とお土産屋さん巡り
多幸湾のすぐそばにある、大きな浜辺
前浜だそうです。
そちらの、ビーチでは海水浴が楽しめます。小さなお子様には、赤崎海水浴場はデンジャラスなので、こちらでまったり泳ぐのもいいかもしれませんね。
砂浜が白くてきれいです。もちろん海はキレイなブルーです。宮古島にいた人談では、宮古島よりキレイだったかも〜
なんて言わせちゃうくらいにはキレイです。神津島の海は、本当にキレイなんです。
サーフィンもこちらでできます。我々が行った日はビーチバレーのネットが張ってあったので、それで遊べるようです。365日張られてあるのかは、分からぬ。
海岸沿いの道路に、お土産屋さんが並ぶ。
神津島のTシャツ
お菓子、マリングッズ
浮き輪サンダル、キーホルダーぬいぐるみ
かわええ。
お土産を購入して、大満足。
ちなみに、少し足を伸ばして、島のスーパーにも行ける。我々はタクシーを頼んだが、そもそもタクシーの本数が少ないのか、お客さんがタクシーを取り合っているのか…
全然来てくれない。30分くらい待ってようやくタクシーに乗り、スーパーマルハン様さまへ向かうも、帰りはタクシーを捕まえられず、徒歩で帰宅。まぁ、景色いいから、いいじゃん。…と思おう。
スーパーの向かいには百均もある。CanDo!
4星空観察
神津島は星空保護区に指定されています。夜は星を見るのがオススメ。
満月の日は明るくて少し見える星が減るそうな。私のオススメとしては、広い海岸に寝そべって空を見上げる。これですな。
前浜海岸が広いのでオススメ。
夜に温泉に行って、星を見るのも一興。
神津島さんは、他にもオススメスポットを紹介してくれています。赤崎遊歩道と、よたね星空展望台、ヘリポート跡地、ありま展望台…等など。神津島には展望台がたくさんあるので、お泊りのところから、近いところに行ってくれたも。
ちなみに、だいじんこキャンプ場からもきれいな星空が見えましたよ。
5天上山トレッキング
我々は今回の滞在では行きませんでしたが、5時間で行けるトレッキングコースがあるそうな。
春か秋がおすすめだそうなので、涼しくなったらやってみたい。
食べ物がないみたいなので、登る前に必ず、水分と食料の確保が必須だそうです。
ご飯どうする?
キャンプと言えば、バーベキュー!
神津島のお魚美味しい!お肉も美味しい!
んですが、食材の調達は、島唯一のスーパーで買うしかありませんね。
我々はグループのキャンプに参加した形でしたので、夜ご飯はみんなでバーベキューで、全部用意してもらいました。楽ちん。朝は菓子パンの配給を頂きました。ありがたや。お昼は、各自で。
お宿にご飯つきで泊まるのもいいですね。あとは、温泉のご飯処がとてもオススメでした。でも温泉のところは朝はやってない。
コンビニも、近くにありませんからね。
調達する場合は、前述のスーパーで買い出しですね。
・移動方法
島を移動するには、バス、タクシー、自転車、スクーターなど。
自転車、スクーターが借りられるみたいです。借りてた方いてましたね。めっちゃ楽そうでした。へとへとに歩く我々の横をすいーと、かっこいいなぁ。私たちゴールドのペーパードライバーやからなぁ。スクーター乗るのも怖い。
バスは、本数が、少ない。
タクシーもなかなか捕まらない。
自転車が1番気軽でいいかもですね。
自転車1日レンタル2000円だそうです。
ちなみに、2時間1000円くらいから借りられるようです。1300円のとこもある?皆様、要チェックでおねがいいたしますぞ。
・お土産
先ほどのお土産やさん巡りでも書きましたが、いろいろお土産があって迷いましたね。わたしたちが購入したお土産は、こんな感じ。
おわりに
今回のキャンプでは、なんと、1日目夜中に大雨に降られ、強風も吹き荒れ、荷物もずぶ濡れという悲劇に見舞われました。(ひま子の夏休みの宿題がぁ…!やりもしないのに持ってくるんじゃなかったぁ…!)
明日もここで寝るんか…?という1日目の絶望。前日の船でも大して寝れなかったのに。しかも、真夏で暑い。こんな中でキャンプなんて気が知れん。と心のなかで文句だぁらだらなワテクシでした。2度とキャンプなんかしねぇと心に誓って、3日間を乗り越えました。
でも、終わってみれば、本当に海はきれいだし、シュノーケリングでお魚もたくさん見れたし、こんな体験はなかなかできるもんじゃないので、やっぱりまた来たいなという、想いが沸々とわいてきています。次はロッジでお願いしたい。
最終日、帰りは朝からまた大型客船に乗って8時間くらい(予定よりだいぶ早かった)かけて竹芝に帰ってきました。ずーーーっと船から海とその先の水平線を見ておりましたが、まったく飽きない。
きれいな海と、広ーい空に心が救われる感じがしました。寄港して、人を乗せて、また港を離れて、現地の人に手を振ったり振られたりしながら、楽しい半日をすごしました。
あ、息子は船でも、お友達を見つけて、勝手にその子たちと交流を深め、楽しくわいわいやっていたようでした。パパはもちろん食べて、寝てた。それぞれ思い思いに行動する私たち。
船上で昼寝をするのも贅沢で最高。紫外線はちょっとだけ気になるけど、まぁ気にせず。どうせシミだらけだ。
また行きます。待っててね神津島。