I’m listening は会話でどう使われるのでしょうか?見ていきましょう。
I’m listening. 私は聞いている。中学校で習いましたね。be 動詞+動詞-ingの形、現在進行形です。
I’m listening to the radio.私は今ラジオをきいています。
I’m listening to the classic music. 私はクラシック音楽をきいています。
アメリカパパと会話をしていると、時折このI’m listeningというフレーズが出てきます。どういう風に出てくるか、どんな状況で使えるのか、一緒に見ていくことにしましょう。
I’m listening を使う状況とは?
例えば、私が買って欲しいなーと思った電化製品の説明なんかを長ったらしく話している。途中で詰まったりしている。パパは分かっているのか分かっていないのか、買ってくれるかな買ってくれないかなーなんて、パパの顔をちらっと見ると、
I’m listening. 聞いてるよ。
と話の続きを促してくれます。
例えば、議論をしていて、パパの反対意見をつらつら述べる時なんかは、パパは自分の意見とは違う考えを聞きたいと、
I’m listening. 聞いてるよ。
といってくれるのです。私の意見への反論を考えながら一生懸命聞いているように感じるのは、私だけ。笑
息子、少しおしゃべりを始めました。なんだかよくわからないことを話しているのですが、パパの反応を見ながら、一生懸命しゃべっている、でも何を言いたいのかよくわからない。そんなときにパパが息子に、
I’m listening.聞いてるよ。(どうぞ話して)
というわけです。
例えば、私が、Are you listening to me?聞いてるの?と聞くと、I’m listening.聞いてるよ。こんな場面でももちろん使います。奥さんが、「あんたちゃんと聞いてんのかい!」っていうのに対して、旦那さんの方が、「き、聞いてるよ」ってよくある。笑
聞いてるよって日本でもよく使う
日本語でも使うと思うんですよ。
相手の話が聞きたくて、聞いてるよ、聞かせてっていうとき。
相手が何を言おうとしてるのかちょっと見えてこなくて、もっと話して、聞いてるよ、というとき。
話を聞いてるのか聞かれて、聞いてるよって答えるとき。
こんなときに、I’m listening 聞いてるよ。
を使います。
どうでしょう?これでI’m listening. 使えそうですね。是非日常会話でも使ってみてくださいね。
おわりに
アメリカパパは、やはり自分の意見をしっかり持って主張する。常々感じますね。日本で生きていると、和を重んじる文化ですので、意見を持っていても、バチバチ主張するところまではいきにくいというか。それが、農耕民族のあり方で、上の土地から田畑に水をいきわたらせて貰うには、波風立てずに足並み揃えて仲良くしていないと、食べていけなかった。生きていけなかったんですよね。とても素晴らしい処世術。
彼らも同じで、ひとつの土地にいろんな民族が生きていた中で、自分達を守るために主張していかないといけなかった。主張と主張をぶつけて、いいところに落としこむ。そんな彼らのスピリットから、
I’m listening. 聞いてるよ。
と言われると、ちょっと、おおっとなる。なかなか素敵な表現だなと思う次第です。
今日はこの辺で。