よろしくお伝えくださいを英語で言いたい|返答や伝えるときの言い方、フォーマルな敬語表現も解説

よろしくお伝えください、は日本でも頻出フレーズですよね。

小さい頃は、よろしくって何を伝えたらいいんだろう?と疑問に思っていましたが、これは、その場にいない人にも元気かどうかなといった、気にかけていることを伝えられる、とても素敵な言い回しですよね。

初めて「お母さんによろしくね」と言われた時、母にそれを何と伝えればいいのか分からずに、その人に会って、どんな話をした、というようなことだけで終わらせて、もんもんと悩んだことがありました。これで、「お母さんによろしくね」は伝わったのかな…そんなことを考えていたと思います。

誰々さんがよろしくって言ってたよ!

これだけで、大人は理解できるのに。幼かった子ども的には、よく分からない言葉でした。

よろしくお伝えください、は本来は、よろしいようにお伝えくださいの意味で、ビジネスの敬語で使うには、相手任せでよろしくない、という意見もあるそうです。

言葉って難しい。

実際はビジネスでも頻出しているようですけれど。

「よろしくお伝えください」は、英語においても、頻出します。我々夫婦の会話だと、「よろしく言っといてね!」と軽めの言い方になりますでしょうか。

ここでは、日常で簡単に使える言い回しや、目上の人に敬語で言いたい場合の言い方、「誰々がよろしくって言ってたよ」と伝達する場合、また、返答の仕方を解説していきます。

日常頻出!誰々によろしくねー!カジュアル編

よく、夫に言われるフレーズは、

Tell 誰々 I said hi.

Tell her/him I said hi.

これです。

直訳すると、「僕がHi!って言ってたって誰々に伝えてね」。

そして、それが、「誰々によろしくね!」という訳になります。

say hello(hi) to 誰々

で、誰々によろしく言う、

という意味になります。

Say hello(hi) to 誰々、に続けて、for me を足すこともよくあります。

誰々が先の会話で明確な場合は、to 誰々 を抜かすこともあります。

Say hello to your mom.
お母さんによろしくね。

Say hello to your mom for me.
お母さんによろしくね。

Say hello for me.
よろしく言っといてね。

hello と hi では hi の方が砕けた響きがしますが、どちらを使っても問題ありません。

夫婦共通の友人にそれぞれ一人で会うときなどは必ず言われます。言うのがマナーだと認識されているように感じます。

ここで、少し問題。

①Tell her I said hi.

②Tell her I say hi.

先に紹介したのは、①Tell her I said hi. の方でしたが、②Tell her I say hi. は、では、間違いだと思いますか?

これは、間違いではありません。あるシチュエーションではこちらも使われます。そのシチュエーションとは、電話

電話で話しているときは、電話で話している二人と、三人目の時間軸は同じ。ですので、②Tell her I say hi. で良いのです。

①Tell her I said hi. は、「彼女によろしく」は前もって言われていて、よろしく言うときには、過去になるので、said と過去形を用います。

誰々によろしくお伝えください。敬語フォーマル編

「よろしくお伝えください」は、敬語で使う場面も多いですよね。この場合、先程紹介したフレーズを利用し、Pleaseをつけることで、敬語のニュアンスを足すことができます。

Please say hello to 誰々 for me.
誰々によろしくお伝えください。

Please tell 誰々 I said hello.
誰々によろしくお伝えください。

敬語ですので、hi よりは、hello を用いる方が好ましいかと思います。先程お伝えした、to 誰々、for me なども抜かさずに、きちんと文を構成することで、より丁寧なニュアンスを出すことができます

他にも、

Please remember me to 誰々.
誰々によろしくお伝えください。

Please give(send) my regards to 誰々.
誰々によろしくお伝えください。

Please give(send) my best regards to 誰々.
誰々にどうぞよろしくお伝えください。

などの表現があります。

そして、このうちの一番最上級のフォーマル敬語は、最後の、

Please give(send) my best regards to 誰々.

になります。敬語を話す相手にどれを言おうか迷うなら、これを覚えておけば、間違いないと思います。

「よろしくお伝えください」をいざ伝達するときの表現|よろしくって言ってたよ!

幼い私が言われた「お母さんによろしくね」、をいざ母に伝えたい場合に、英語でどう言えばいいでしょうか。

Ms.Yamada said hi to you, mom.
山田さんがよろしくって言ってたよ、お母さん。

こう日本語で言えたら良かったんですね。笑

She said to tell you hello.
彼女がよろしくと言ってたよ。

という言い方もあります。

フォーマル表現で出てきた、regardsを用いて、

She sends her best regards.
彼女がよろしくと申しております。

*ここは、現在形の sends が好ましい。
この最後の例文もガチガチの敬語表現ですので覚えておきましょう。

「よろしくお伝えください」への返答

日本語だと、

うん、伝えとく。
はい、伝えておきます。
かしこまりました、申し伝えておきます。

などになりますよね。

「伝えてね」をどう言われたかにもよりますが、返答としては、

Okay.
了解。

Yeah, I will.
うん、伝えとく。

I’ll do that.
伝えておきます。

Sure, thank you.
もちろん、ありがとう。

などが、すべてカバーできる返答ではないでしょうか。

敬語で、丁寧に言い返したい場合に、tell 誰々 I said hi と言われた場合なら、先程のに加えて

I will tell 誰々.

Yes. I will tell 誰々.

などとしっかり文を構成させて返答できますし、

フォーマル表現の、Please send my regards to 誰々.と言われた場合なら、

そのまま、

Thank you, please send MY regards to 相手方の誰々, too.

や、

I will send 誰々 your regards. 

と、こちらも丁寧に返しましょう。

まとめ

誰々誰々と多用しましたが、いかがでしたでしょうか。ご理解深まりましたでしょうか。

よろしくお伝えくださいは、素敵な言葉ですよね。ぜひ使ってみて下さい。

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