マミーのスタンスとしては、自分の意見は自分のものとして、相手の意見も相手のものとして、どっちも、いいんじゃね?好きにやったらええやーん☆みたいな空気感でやっています。そんな感じでやってきて特に不都合を感じてきませんでした。
しかしアメリカパパは自分の意見を通します。小さなことも大きなことも、自分の納得いかないことなら、頑として私の意見を潰しにかかってきます。(言い方。最近歩みよりも増えたが)
日本人妻的には、しょうがないかなー。それもいいよねー。と、パパ意見に迎合して納得しないこともまぁ、いいかなー。と、のらりくらりやって参りましたが、
私の意見の方が、明らかにいい時も、ちらほら出てきます。パパの意見を採用して上手くいかないときなんかもでてきます。
そんなことが繰り返されると、もっと自分の意見に自信を持ってもいいのかもしれないと思い始める。パパは変な意見も自信を持って提言する。そうなると、こちらが懸命にパパの意見を思いとどまらせなければならない時もでてくる。
パパは、結果変なものが出来上がっても、変な結末になっても、いつでも自信満々で、ちょっと上手くいかなかったけど、方向性はとっても良かった!みたいに言う。
正直かっこいい。
例えば、前回の記事、アニサキス。
寄生虫アニサキスを発見!夏場はアニサキス症に要注意|購入店の対応は?無症状、食べた可能性のみで病院へ
アメリカパパはそんなに生魚を食べる習慣のない西洋の英語の記事で収集した情報をもとに、もう絶対病院に行くといって、聞かない。
マミーが、魚大国日本の日本語の記事を読み、病院に行かなくていい理由を並べようとも、行くと決めたので行く。のである。
こうなるともう聞く耳を持たないので、さあ病院に行きました。パパは体内虫キラーのお薬を貰うつもりだったようですが、
案の定、お話だけ聞いて、無症状に処方するお薬はなし。言われた話も大体収集できていた情報であった。
すかさずこちらも、see?とパパの口ぐせをパパに投げる。ほれみろー。
しかし、これに対し、パパの返答は、
少なくとも先生の話を聞いて気分は悪くなったか良くなったか?良くなったよね、じゃそれでいいっしょ。みんな、ハッピー☆おしまーい。
こんな感じ。
焦点をずらし、持論を言葉で昇華させようと試みている感がひしひしと、言い訳のように聞こえることもあるが、自分の意見を卑下することなく大事にしているところなんか、尊敬できる。
こんな風に自分の意見を通すパパと話をしていると、次第に自分も意見をズバーッと言えるようになってくる(パパに対して)。なんとなくいつも、自信がないから黙っておこう。私なんぞが意見して変なことになってもなあ…。そんな自分だったが、パパをみていて、言いたいことは言う、やりたいことはやる、ダメだったら、ダメだったで、おしまい。はい次。の考え方は建設的で素晴らしい。と思うようになった。
パパは間違いでも駄目でも失敗でもそんなのお構い無し、いつでも自信満々。なーんにも気にしない。
そんなところがとても素敵だと思っている。
息子はパパみたいな人間になってほしい。
頑固なところは似ないで欲しいけど。