Paris Hilton 一時代を築いたお騒がせセレブでしたよね。一世をセピアしていたような、風靡していたような。
youtubeに彼女のドキュメンタリーが公開されていて、見たんですけど、loves it ですね。要チェックですよ。
That’s hot
意味 イケてる。日本語で言うところの「ヤバい」のニュアンスで使えそうです。
なぜなら、Paris曰く、
To express basically every emotion she had
基本的に彼女に起こった全ての感情を表現する
からです。
日本人の「ヤバい」と同じですわ。
※今の若者にはすでにヤバいを進化させた言葉が存在するのだろうか。おばちゃんには分からーん。
That’s hot は、2000年代初期頃に、Parisが使い始め、世に広まった言葉です。すでに20年も前になるんですね。時が過ぎるのは早い。Time flies …やわ。
元々は彼女の妹、Nicky Hiltonがよく使っていた言葉だそうです。それを商標登録して使っているのはParis。しかし、彼女も妹もそれを認めているのだそうです。なんか、姉妹あるあるやな。
Paris Hilton と Nicole Richie の出演していたリアリティー番組 The simple life で、Parisがよく使っていました。
Loves it
基本的には、I love it.( 大好き、気に入った)の意味
ここで Loves と動詞が変形しているのはつまり、主語が三人称単数と仮定されるからなんですね。
三人称単数とは、例えば
代表はShe/He/Itです。
固有名詞(Mike/Hanako)も三人称単数です。
My motherこれも三人称単数。
難しいところでいうと、Everyoneも三人称単数よ。
ここでParisが言いたいのは、
分かりやすく言えば、She loves it.
I love it. と主観で語るのではなく、
彼女は大好きだろうね。彼女はそれ大好きだと思う。
という第三者視点からの発言というニュアンスで Loves it. となっているのだと思われます。
あるいは、他の考え方としては、
She=Paris Hilton
つまり、
(Paris Hilton) Loves it.の意味ではないかなと思います。
なんかかわいいようなかっこいいような。
(Paris) loves it. だとして、
パリスはー、好きみが強いー☆
という使い方だとすると、
20年前の、”世間が当時求めていたものを演じていた”というパリスの像にはぴったりではあるかも。
今の(本来の)彼女のイメージとはちょっとかけ離れていますね。
そうです。実際のパリスは、お金持ちの世間知らずなイメージとは違って、かなり聡明なようですよ。あれはpersona(ペルソナ)であったとドキュメンタリーの中でも語られます。
※persona:仮面、表向きの顔など
Sliving
Slaying +living (my best life)+killing it の意味を持つ彼女の生み出した造語。
Slaying は
もともとslay(殺す、殺人)という意味の単語からきたもので、スラングとして、最高!すごい!の意味で使われることがあります。
Living
(最高の人生を)生きるの意味
Killing it
こちらもスラングで、最高!という意味
彼女によると、slivingは新しいThat’s hot なのだそう。
Dictionary.com によると
A person is sliving when they are glamorously successful, self-empowered, and fulfilled—they are “killing it” all on their own, loving every minute of it, and lookin’ good while doing it.
とありました。
EXTRAのインタビューでは、Slaying+living (my best life)の2つの意味だと語られています。
彼女の動画のなかでは、そこに加えて
Killing it も入っていましたね。まあ、いろいろのニュアンスこみこみで、Slivingということなのでしょう。
Silly living ではありませんよ、そこのあなた。
まとめ
パリス2021/2/17に40歳になりました。
いつまでも美しい。
そして交際中の彼と婚約しましたね。今度こそ結婚あるかな?
私はというと、またHouse of wax(蝋人形の館)が見たくなってきました。最低助演女優賞とったやつ。いや、いい演技だったと思うよ\(^_^)/
こちらもかなり良いホラーでしたよ。おすすめです。