息子は2歳になりました。
毎日毎日イヤイヤ期で、めんどくさいやつになっています。我が家の2歳児は、何にでも「いらない」というので、我が家ではイラナイイラナイ期です。
最近は英語でしゃべることも増え、いっちょ前にNOと、のたまいます。
たまに、NOooooooooo!!!
になっています。アメリカ人や。
(追記 2歳半を過ぎ、今度は抑揚をつけて、
NoO!ノォウ!と言うようになりました。
強く否定するときに、パパがよく言っています。)
英語では、魔の2歳児のことを
terrible twos
と言います。
そして、イヤイヤ期(第一次反抗期)のことを
no stage / no phase
と言います。
魔の2歳児 terrible twos イヤイヤ期 no stage/no phase
例文
“My 2 years old son is really pain in the butt, because he is in the no stage, he always says “NO” to everything.
うちの二歳の息子は本当に面倒くさい。今いやいや期で、何にでもいやって言うよ。”
参考:pain in the butt とは?こちらの記事で使い方を詳しく解説しています。
そして、そんな息子は、Noと言った後に、パパからたまに、Not no! と言われています。
「いや!」「いやじゃない!」
面白い。
3歳、4歳は何というの?
日本語でも、魔の2歳児の次は、悪魔の3歳児、そして、天使の4歳児という言い方があるのだそう。
悪魔の3歳児って、魔から悪魔に成長してるやん。怖いわ。
魔の2歳児は有名ですけれど、子育て中の親からしたら、3歳はもっとひどいよ!なんて言う人も。
心構えしておかないとだなあ。
英語では、
3歳は、horrible threes
4歳は、wonderful fours
と言います。
Wonderfulな4歳を楽しみに、苦難を乗り越えましょう、全てのペアレンツ様たちよ。
terrible と horrible のニュアンスの違いは?
2歳はterrible
3歳はhorrible
ですが、この2つにちがいはあるのでしょうか。
辞書を引きますと、
Terrible
1. 猛烈な、ひどい
2. ひどく悪い(very bad)
3. 恐ろしい
Horrible
1. 恐ろしい(terribleよりも意味が強い)
2. ひどくいやな
(出典:ジーニアス英和辞典)とあった。
ケントギルバートさんがブログで、
ケントギルバートさんの公式アメブロ
“awful, terrible, horrible, dreadful, horrendous(この順番に意味が強くなっていく)”
awful→terrible→horrible→dreadful→horrendous
と言及されています。
(なんか、たくさんあるんやな。)
ケントギルバートさんといえば、
ゴジラvsキングギドラ(1991年、東宝)で、ラゴス島のアメリカ軍大佐として出演されています。
ゴジラ好きパパからのマメ知識。
つまりはterribleよりもhorribleの方が意味が強い。
mumsnetよりコメントを抜粋
mumsnetはインターネット上のママたちの集いの場のようなところ。
“I heard the term ‘threenager’.
I found 3s harder than 2s .”
“I am at 3 and ARGGGGGGGGGGGGGGHHHHHHH is all I have to say.”
“Yes 3 is so much harder than 2. My ds got better when he turned 4 although he can still be difficult. “
*threenager : 思春期性の反抗期を迎える、teenagerテイーネイジャーと言えば13-19歳のことを指すことばです。そこから、世代を表すagerエイジャーがthreeにくっついて、threenagerスリーネイジャーという言葉が誕生しました。threenager中のnはteenから引っ張ってきたものと思われます。
*My ds の dsは、dear son 、darling sonを略したもの。いわゆるネットスラング。ddで dear daughter、darling daughterとなる。
一方で、少数だがこんな声も
“I have found 2s really hard and 3s much better.”
全体的に見ると、3歳の方がより大変という意見が多かった。
反抗期、癇癪は英語で何?
ちなみに、反抗期は、rebellious phase/stage
といいます。
Rebell が反抗する
一般的に反抗期としてすぐにイメージされるのは、思春期の頃のものだと思いますが、
teenage rebellion は、10代にみられる反抗のこと。
teenage rebbellious phase: 10代の反抗期(第二次反抗期)
といいます。
育児中によく耳にする、
癇癪(かんしゃく)は、Tantrum
といいます。
そしてこの癇癪については、
“according to results from a 2003 study, an estimated 75 percent of tantrums in kids 18 to 60 months last five minutes or less.”
ある研究によると、1歳半から4歳の間の癇癪の75%は5分以下しか続かなかった、とある。
5分!
いつまでも終わらないことではない。5分で終わると思えれば、癇癪が始まって、途方にくれても、気持ちが楽になるのではないだろうか。
スーパーで、「あれ買ってこれ買って癇癪」が発動した場合、まずは子どもをその場から引き離し、気持ちを落ち着けさせることが大事。
こんなありがたいお言葉があった。
“You won’t be the first parent to leave a full cart in a random aisle.”
満杯の買い物カートを通路に置きっぱなしにする親はあなただけでなく、たくさんいたし、これからもたくさんいる。後ろめたく思うことなんてない。
参考
Healthline
What to Expect from the Terrible Twos
我が家のイヤイヤ対処法
最後に我が家のイヤイヤくんの話をしたい。
本当に手を焼いている。一番嫌なのは、道路に寝転がってイヤイヤされること。帰ろうといっても、帰りたくないそうで、ごろごろする。
通行の邪魔になるのでやめてほしい。無理に連れていこうとすると、まるで誘拐されたみたいに、ぎゃあぎゃあ泣きわめく。助けてくれーと叫ぶ。(パパが「助けてくれ」を教えたので文字通り叫ぶ)黙れぇい。
ベビーカーに無理に乗せてギャンギャン泣く子を家に連れ帰ろうと必死だったときに、通りを歩いていた人がじろじろ見て来たことがある。何度か振り返られた。
声をかけるならかけてほしい。ただ「見てるわよ」だけアピールされると、まるで親が悪者みたいで悲しい。散々格闘した後は笑う気力も残らない。
うちの場合の対処法は、息子の思うまま、やりたいようにやらせること。
オムツいや!服着るのいや!お風呂入らない!パジャマいや!歯磨きしない!ねんねしない!
全部まずは、はいはい、分かりました。で、さっとそこからいなくなる。しばらくしてまた声をかける。でもまだいや。またしばらく放置。
そんなことをしていると、向こうもつまらなくて、遊ぼうだの喉乾いただのアクションを起こしてきますので、そこで、条件を出して(オムツ変えたら、お洋服着替えたらとか)、遊ぶなり牛乳あげるなりしています。そうすると、意外とすんなりいく。
彼らの意思決定を大事にしていかんといかんのですよね。尊厳の自由。
(外じゃ居なくなれないから辛いという話。笑)
Wonderful fours ならぬ、
Fantastic foursファンタスティック・フォー
になるまで短いこの反抗期を出来るだけ楽しんで、思い出としてたくさん残しておきたい。
頑張れ息子よ。
母も頑張るぜよ。