我が家の日常風景を少しお話しましょう。
うちのアメリカパパは、
私が「ごちそうさまでした」というと、
「よかったー!」
と言います。
なにが良かった、のだろう。とたまに思うことがあります。笑
ごちそうさまでした、(美味しかったよ)
に対しての良かったー!なのだろうと推測していますが、かれのみぞしるです。
(食べてくれて良かった?美味しくて良かった?)
「美味しかったよ、ごちそうさま!」と言ったときに、
良かったー!と返事をするのは、普通だと思いますが、
ただ、ごちそうさまでした、だけ言ったときでも、彼は、良かったー!といいます。
なんだか可愛いので、私も真似して、良かったー!とか言いいます。変な夫婦です。
他のご家庭がどうであるかを存じませんが、私の育った家庭では、ごちそうさまでした、という家族に対し、「はい」と返事をするのが通例でありました。
はーいと言ってもらえないと、言ってもらえるまでごちそうさまをいう。そんな家でした。
息子も、きちんといただきますとごちそうさまが言える年頃です。
お腹がいっぱいになれば、「もうごちそうさまだよ」と申告する。
ごちそうさまと言うと、ママがまず、はーい、と返事をする。
パパから返事がないのが、嫌なようで、
「パパ!ごちそうさまだよ!!」と念押し。
すると、「はーい」
と、パパ。
!!
あれ、いつの間に、良かったー!から、はーい、に移行した?笑
もう、謎の「良かったー!」は聞けないのかもしれない。それはそれで寂しい。
パパも日々、言葉だけではない、日本の文化みたいなものを吸収していらっしゃるご様子です。
パパも合掌をして、いただきますと言ってから、ご飯を食べるし、ごちそうさまも言ってくれる。
息子の食事のマナー形成にも大切だろうと思うので大変ありがたい。
食事に関したことをもうひとつ。
パパは、食後にお皿を流しに持っていってくれます。(今の時代は普通か?)置きっぱなしのときもありますが。
私が自分の食後の皿を持っていこうとすると、
「重いから!」とか言って奪い去っていくことがあります。
箸だけ持っていこうとしても、重いから!体を大事に!とか言って笑って取っていきます。
とても楽しいです。