アメリカで多い名字ランキングトップ10とその由来を紹介|無理やり日本名にしてみる

2010年アメリカ合衆国国勢調査(United states Census bureau)による、アメリカの名字ランキングをみると、

  1. Smith
  2. Johnson
  3. Williams
  4. Brown
  5. Jones
  6. Garcia
  7. Miller
  8. Davis
  9. Rodriguez
  10. Martinez

の順に多くなっています。今日はその由来にせまります。一つづつ見ていきましょう。

1.Smith

アメリカでは名字人口が多いという点でSmith さんが、佐藤さんのポジションのようです。覚えておきましょう。

佐藤さん、名字ランキング一位ですから多いということなんですが、

日本人の名前の記入例に挙げられるのは、山田太郎さんと山田花子さんではないか?

山田さんは、1位でもないのに何でそんなメジャーな扱いなのでしょうか?山田さん、ランキングによると、12位という微妙なポジション。失礼。

山田さんが記入例となるには、きちんと理由があるようで、

名前博士の森岡浩先生によると、

佐藤や鈴木は東日本に多い一方で、高橋や山田は全国的に普遍的に見られる名前だそう。そして、なぜ山田かというと、名字によく使われる漢字は

田、野、川、山、谷の5つで

この組み合わせのうちで最も上位に来るのは12位の「山田」さん。これが、全国的にも親しみやすく普遍的であり、山田さんが記入例に使われる所以なのだそうです。

そして、英語圏でこの山田太郎さんとして、名を馳せているのは、

John Smith さんになります。

これがどこにでもいるようなありきたりな名前の例とされています。

なので、Smith さんは、汎用性で言えば、山田さんでもあるわけですね。

Smithさんの名の由来

Smithは、鍛冶屋、金属加工職人を意味する。

古い英語でsmitanは、strike (打つ)。
schmiedは鍛冶で、smithさんの姓の意味はblacksmith (鍛冶屋)や、metal worker (金属加工職人)

スミスさんたちの祖先は、鍛冶屋であったということですね。武器や日常の道具にも必須の職業で、重宝される重要なポジションであった。と。

日本名に訳すならば、

鍛冶さん、鍛冶屋さん、鍛冶谷さん

という名字がスミスさんのお名前になりますでしょうか。

鍛冶屋でSmithなFerrari

ちなみに、イタリア語では、Ferrari が鍛冶屋さん。イタリアでもメジャーなお名前です。
フェラーリさんはスミスさんで、鍛冶屋さん。

2.Johnson

Son of John ジョンの子(子孫)の意味

John はヘブライ語のYochanan(ヨハネ、ヨハネス)が変化したもので、意味は、God is gracious、神は恵み深い

日本とは神が違うので、日本名になりそうにありませんが、二位ほどの大勢力ですので、神社を示す「宮」のつく名字をお持ちの方々といったところで、いかがでしょう。雑です。難しいです。

3.Williams

helmet

Son of William ウィリアムの子(子孫)の意味

ドイツ語のウィルヘルムとなるウィリアムWilliam。
そこから見ると分かりやすいが、Williamの意味は、will(望む)+ helmet (ヘルム)

兜や防具を切望する、もしくは、勇敢な守護者を意味する。

William means “desire helmet or protection” or “brave protector.”

ここのhelmetは、ヘルムと呼ばれる古来からある兜。
ゲーマーにはおなじみ、ブロンズヘルムとかゴールドヘルムのあれだ。

ウィリアムズさんは、戦士の血筋である。かっちょええ。

テニスプレイヤーの、ヴィーナスウィリアムズ、セリーナウィリアムズ姉妹。たしかに。戦士っぽい。

ロビンウィリアムズもウィリアムズ。
守りに徹する優しい守護者に違いない。

日本名は、鎧のつく名字としておきましょうか。
(雑)

4.Brown

由来は、髪や目や肌の色が茶色い人、茶色い衣服を身につけた人々に付けられた名字

もしくは、Brunwineさんや、Brungarさんの名前を短くしたものである可能性もある。とのこと。

ブラウンヘアーは、brunetteと呼ばれる。西洋では一般的な髪色である。(世界の髪人口は、black hairが一番、brown hairは二番である)

茶色い衣服を身に付けていた人々は、麻から作った植物由来の服や、樹皮の繊維、茶色い動物の毛皮などから服を作っていたんでしょうね。

絹や綿は白い服になるはずだ。いや、もしかしたら泥で汚れて洗濯技術も発展してなかった昔は、みんな茶色になっていった…なんて。笑

(茶色い衣服を身に付けていたブラウンさんのその服が何からできていたかの話は私の想像の範囲のもので、参考程度にしていただきますようお願いします)

5.Jones

由来はJohn’s son
Johnson さんと同じです。

先程出てきましたね。John はヘブライ語のYochanan。意味は、God is gracious

6.Garcia

スペイン発祥。ヒスパニック系のお名前

由来は詳しく分かっていなそうてすが、3つほど考えられるとのこと。

説1
ゲルマン語のGeraldが、スペイン語のGarcia だそうで、そうすると、Ger がspear、wald がruleを表し、「rule of the spear 槍による統治」のようなお名前。

説2
もしくは、バスク語のgaztea(若い)、あるいはhartz-a(熊)がもとになっているという説

見た目が同年代の人より若くて、ガルシアさん。
熊みたいに大きい、ガルシアさん。
といったところか。

説3
スペインのガルシア地方に住んでいた人たち

ちなみに、ガルシア姓の祖国、スペインでは、この名字が一番多いそう。スペインでは、ガルシアさんが佐藤さん。
(もしくは山田さん)

若熊さん?という名字は存在しないようです。
熊さんは存在するようだ。熊さん。

7.Miller

製粉業者さんを表す職業姓

mill は製粉所、挽き臼、製粉機の意味

Mille(たくさんの、無数の)から派生 mill は、 古ノルド語でmylnari (Milner)

Millerさんに似た名前は、イギリスでは、Millwardさん(mill keeperさんの意味)が最も一般的だが、

移民国アメリカでは
フランス由来のMeunier, Dumoulin, Demoulins, Moulin
ドイツ語由来の Mueller;
オランダ語由来のMolenaar
イタリア語由来のMolinaro
スペイン由来の Molineroなど、たくさんある。

彼らの製粉の対象が、小麦粉であれば、これは日本でいう米と見て、日本では米のつく名字のあたりとざっくりいきますか。

8.Davis

Son of David デービッド(ダビデ)の子(子孫)

Davidは、聖書のヘブライ語で、beloved や、uncle の意味。

beloved 愛されし者
uncleは、叔父

おじ?笑 叔父さんは親の兄弟で、可愛がってくれる素敵な大人ではあるか。belovedとの差よ。

ファーストネームのDavidの名は、キングダビデに因む。ダビデ像のダビデ。

日本名には、ならないか。

デイビスは、読みの雰囲気がエビスさんに似ているという所に落ち着けておきましょう。蛭子さん。無理やり。

9.Rodriguez

スペイン発祥。ヒスパニック系のお名前。 son of Rodrigo の意味。
5世紀半ばから8世紀初頭にかけてスペインを支配したゲルマン民族の西ゴート族のお名前。

ロドリゲスは、 Hrodric に由来する。Hrodは名声を意味する。ricは力の意味。
ロドリゲスという名前は、Hrodric に、父姓接尾辞を表す-ezを組み合わせ、Hrod + ric + ezで、

Rodriguez =「有名な支配者」を指します。

有名な支配者とな?これ、藤原さんで、よくない?

10.Martinez

こちらもスペイン発のお名前。Son of Martin の意味。

Martin は、ラテン名ではMartinusで、Martinusは、Mars(マーズ)=ローマの豊穣と戦争の神、にルーツを持つ。

Martinの名前は、トゥール(地名)のサンマルタンによりメジャーになった。彼は、寒さに凍える乞食にマントを半分割いて与えた聖人(St. Martin)として有名。(マントの伝説)

Martin + ez で Martinezさん

日本の五穀豊穣の神は、宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)。通称、お稲荷さん。(五穀豊穣以外にもたくさんのご利益があるとされているが、古くから豊穣の神として祀られてきた)

そこから、日本名としてはウカノミタマノカミに由来する、宇賀さん、宇賀神さんか。

日本の軍神は、

タケミカヅチ(鹿島神宮)
フツヌシ(香取神宮)
タケミナカタ(諏訪大社)
ヤチホコ(出雲大社)
スサノオ
ウマシマデ
ヤマトタケル

など。とwikiに書いてあった。戦いの神はたくさんいらっしゃるんですね。その中でも、特に最上記2柱のタケミカヅチとフツヌシが最も古くから祀られてきた軍神とな。

武甕(たけみか)さん、鹿島さん、香取さん、このあたりでしょうか。

まとめ

日本の名字さえわからないことだらけで、知識を増やす面白さがありましたが、アメリカの名前もしっかりもとになっているものがあるのだと感心しています。
やはり父方の姓を継いでいくのが多いという印象でしょうか。
スペインの姓もたくさんランクインしていて、長らくスペインが世界情勢において力を持っていたことを伺わせる。
上位に2つ武器関係の名字がくるというのも面白い。さすが地続きで勢力争いを繰り広げてきた土地柄、といったところか。
海洋国、日本は国内で争い、藤原さんたちが上位というのも、面白いですけどね。(もちろんどの国にも国内の争いはあったと思うが)

参考文献

アメリカ合衆国国勢調査

U.S.Census Bureau

日本のお名前の由来はここが一番。名字由来ネットはこちらから

名字由来ネット

英語の名字の由来を検索できます。ハウスオブネームズ(英語のサイトです)

House of names

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA