盲腸は炎症を起こしたらとる。それが医学的セオリー。あってもなくてもいい器官、炎症を起こしたらとるのだと、昔、解剖学の先生がおっしゃっていた気がする。
友達が病院で実習中に激痛で倒れ、そのまま盲腸で入院したことがある。病院でよかったねと笑い話にされていたが、本人は激痛で死ぬかと思ったと。
盲腸/appendix
盲腸の先端の5-10センチほどの突起を虫垂といいます。盲腸は、大腸、小腸と同じ臓器の名前で、盲腸のその突起に炎症が起こった場合、盲腸炎、虫垂炎といいますね。一般に、「盲腸になった」と言われます。日本語、面白いですね。
臓器の盲腸は、appendix と呼ばれます。アペンディックス。ちなみに大腸は、large intestine、小腸はsmall intestine 。腸が、intestine
虫垂炎は、appendicitisといいます。アペンディシティス。
-itisと語尾につくと、炎症を指します。
gingivitis (ジンジビティス)歯肉炎、
gastroenteritis(ガストロエンテリティス)胃腸炎、
などなど。
例文
英語で、盲腸になったというと、
I’ve got appendicitis.
などということができます。
I’m in a hospital for appendicitis.
盲腸で入院しています。
I’ve had my appendix removed by surgery.
手術で盲腸をとった。
appendix removal surgery 盲腸摘出手術
このように言えますね。
症状がそこまで進んでいない場合、抗生剤などで菌を散らして改善することもありますが、症状が進行すると、手術が必要になりますね。
10代から30代までがかかりやすいとのことです、昔は放置すると死に至る恐ろしい病気だったとのこと。
みなさんもどうぞ、お気を付けてお元気にお過ごしください。