動詞の前にdo をくっつけて、強調を表す。
なんか習った覚えがあるような…ですよね?
三人称のhe /she なら does を空欄にいれて。過去のことなら、didを入れておけば丸が貰えます。
文法的にはわかるけれど、実際会話でどう使われるのか?
それを今日は見ていくことにしましょう。
do+動詞
do + 動詞 で、
- 事実であることを強調する
- 強調して同意する
- 強く反論する
といった場面に使うことができます。動詞が持つ意味について、「是非とも」、「本当にそうだ」「確かに~だ」、と事実であることを強調したり、
「いいや、~だ」と相手の発言に反論したり、発言を訂正したりします。
例えば、
見てほしい映画があって、これ本当にオススメよ!と相手に伝えるときに
I do recommend to watch this movie.
この映画ぜひおすすめ!
という風に使います。
I recommend to watch this movie.
この映画をおすすめします。
この文とのニュアンスの違いが分かるだろうか。
I do want to go to Hawaii.
ぜひハワイにいきたい。
I do love dogs.
犬が本当に好き。
I really did see a ghost.
本当に幽霊を見たんだよ。
ハワイにいきたいという、犬が好きという、幽霊を見たという、事実を強調している。
強調して同意するdo
会話においてみてみると、相手に、あなたこうよねと言われて、確かにそうだなと同意する形で、
You like natto.
納豆好きだね。
Yeah, I do like natto.
うん納豆好きだねー。
反論するdo
分かりやすい使い方としては、
否定されたことに対して、いやいや、違うよと、反論する形で用いるパターン。
例文
You don’t want to do this, do you?
これやりたくないんでしょ?
I do want to do this, if I can.
もしできることなら、やりたいよ。
例文
昨日電話くれなかったわね。
You didn’t call me last night.
I did. I did call you last night so many times. But you didn’t answer.
かけたわ。何回もかけたわ。でも出んかったやんけ。
例文
He doesn’t like the shoes I gave him?
彼は私があげた靴好きじゃないの?
He does like it. But it’s too big to wear those yet. That’s all.
好きだよ。まだ履くには大きい、それだけのことよ。
我が家でもよく、言った言ってない。やったやってない。の押し問答を繰り広げる際に頻出します。
会話1
I told you that.言ったじゃん
No you didn’t.言ってない
I did tell you.言った。
会話2
You said you washed this cup?
カップ洗っただって?
Yes I did. I washed the cup.
そう言ったよ。カップ洗った。
I don’t think you washed it.
洗ってないと思う。
I did wash it.
洗ったよ。
妻と夫の綺麗の基準はおしなべて違うものです。
まとめ
do がなくても 会話としては通じますが、主張する観点から、少し自分の意志を込めて強くものが言えるところが、このdoの良いところです。
使われる場面としては、反論する場面が一番使うかな?と思います。
ぜひ会話に取り入れてみましょう!