Julius Caesarの名言「人は見たいものしか見ない」を英語で

ユリウスカエサルの名言
「人は見たいものしか見ない」英語で何と言うのでしょうか?

Julius Caesar ユリウス・カエサル(ラテン読み)

英語ではユリアス・シーザーの発音が近い。

人は見たいものしか見ないという人の真理をついたこの言葉、ユリウスカエサルその人が言ったとされるのは、以下

“libenter homines id quod volunt credunt”(ラテン語)

私にはさっぱりわかりません。そしてそれを英語に訳したものが以下

Men willingly believe what they wish to believe“(英語)

直訳は、人間は望むことを喜んで信じる。

「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。 多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない」

(塩野七生著:ローマ人の物語より)

著者の塩野七生氏が

「見たいと欲する現実しか見ていない」

と紹介しているわけなのですが、これが、今日までに我々日本人が、ユリウス・カエサルの名言として認識しているものです。

英語では、Men willingly believe what they wish to believe. 人間は望むことを喜んで信じる。になります。

人は見たいものしか見ない。は英語にすると、

People only see what they want to see.

聞きたいことしか聞かない。を続けると、

People only see what they want to see and hear what they want to hear.

となります。

人間の性質

人間には、

確証バイアスにより、仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向があり、
認知的不協和(不快感)から、反証する情報も自分のいいようにねじ曲げて、解釈する傾向にあります。

情報が溢れる現代社会でも、特にそのことをじぶんで認識している必要があると感じます。

ユリウス・カエサルの名言を英語で

話が逸れましたが、

ユリウスカエサルにはまだまだたくさんの名言が残されていますよね。


Even you, Blutus.

ブルータス、お前もか。

The die is cast.

賽は投げられた。

*die はひとつのサイコロ diceは複数のサイコロです。

What we wish, we readily believe, and what we ourselves think, we imagine others think also.

人は望むこと、信じること、自分自身の考えを、他人も同じように考えていると思いがちである。

As a rule, men worry more about what they can’t see than about what they can.

概して人は、見えることについて悩むよりも、見えないことについて多く悩むものだ。

Experience is the teacher of all things.

経験こそ全ての師である。

いかがでしたか?

偉人の格言に触れると、背中がビシッと伸びますね。ごろごろだらだらしていてはいけませんな。

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