英語では、論語のことを
The Analects of Confusius
(The Confusian Analects)
と言います。
analects : 選集
孔子はConfusius、由来は?
孔子のことを英語で Confusius コンフューシアスと呼びます。ラテン語読みはコンフューシウス。
孔子が、コンフューシウスって、なかなか面白い。
これ、ラテン語なんです確かに、アウレリウスとかアントニヌスみたいな感じがにじみ出ている。知らないと、古代ローマの誰かだと勘違いしそうだね。
語尾のusは、ラテン語の名詞の語尾の主格変化で、
男性名詞は -us
女性名詞は -a
なんですって。
孔子は中国語でCongzi コンズー
孔夫子がCong fuzi コンフーズー
夫子は、学者に対する敬称で、先生とかマスターの意味。
それで、男性名詞なので語尾を-us変化させて、
Confusius コンフューシウス!完成!
Confusianism コンフューシャニズムなる単語も発見。こちらは、儒教の意味。
論語は好きで読んだりしますが、それ以前にもどこで覚えたか、何故かずっと覚えているこの「朋有り」の一節。論語を学ぶ最初の一手なので、覚えているのでしょうかね。
最初は覚えてて中身忘れて終わるみたいな現象がたまにあるけど、それだろうか。
「朋有り、遠方より来る」の一節を英語にしてみる
では、早速見ていこう。
論語 学而 第一章の一
「子曰、學而時習之、不亦説乎、有朋自遠方来、不亦楽乎、人不知而不慍、不亦君子乎」
子曰(い)わく、学びて時にこれを習う、亦(また)説(よろこ)ばしからずや。朋(とも)有り、遠方より来たる、亦楽しからずや。人知らずして慍(うら)みず、亦君子ならずや。
日本語訳
孔子は言う、学んだことを折に触れて復習するのは、(理解が深まり)喜ばしいことだ。学を志す友ができ(近いところはもちろん)遠くからでも訪ねてくれるのは、(学を交えることができて)楽しいことだ。(自分の学を)人に認めてもらえずとも恨まないのは、(徳が高く)君子のようではないか。(訳は諸説有り)
英語訳
Cofusius says, It is delightful to learn things and practice them repeatedly.
It is a pleasure to have friends coming from afar.
Even if there’s no recognition from others, he doesn’t resent anyone. That’s the superior man.(訳は諸説有り)
最後の訳が難しい…急にheでてきた。でも後で君子を登場させてみたが。どうだろう。
まとめ
現代の孔子が言うには、
勉強をちゃんとして、復習もして、たくさん友達と勉強話に花を咲かせて、学の努力を認めてもらえなくとも腐らずにいることが大事ですよ。と。
学びの姿勢について、孔子さまからのありがたい提言でございました。