先日、ドイツ人で英語をお話しになる、ベビーシッターの方と公園で一緒になって、話していました。用事があって少し遠出した先の公園でした。
その方はのちに判明するのですが、住み込みのベビーシッターさんでした。英語では、nanny ナニーというご職業ですね。
スカーレット・ヨハンソン主演のThe Nanny diaries(私がクマにキレたわけ)は、ニューヨークを舞台にお金持ちの家のナニーをする女性が描かれている映画ですよね。とても面白い映画です。余談です。
色々と子どもも交えて雑談なんかをちょろちょろとしていました。
そして、
大変不躾ではございますが、お金事情を知りたくなってしまい、聞いてしまったのですよ。
ベビーシッターで時間いくら稼ぐのかを。
でも、子どもがどこかにいってしまって、シッターさんも追いかけていって、聞きそびれてしまいました。惜しい。
その後また戻ってこられて、もう先ほどの話は流れてしまったものだと思っていました。
今度は、逆に私から聞きたいんだけどと質問され、何か聞きたいことがあるご様子です。
が、情けないことに私の英語力が足りず…
結論としては答えられないまま公園から帰っていかれました。
おそらくききたかったことは
収入が低く
住み込みで働いている
ワーキングビザである
どこか住めるところはあるか??
ということ。
ここの、収入。ノーサラリーか、ローサラリー(no salary か、low salary)を、私は
セロリーcelery(野菜)
と思い込んでしまいました。
サラリーというよりはセロリーと言っていたのよ。本当よ。
言い訳ねはいはい。
今度は何か野菜のお話ね、と一生懸命理解しようとしたのてすが、
私の英語レベルが足りず、全く情けない。
背景として、我が家には、食べきれない大量のセロリを最近パパが買ってきて、いまだに冷蔵庫に居座っているということがあります。量のわりには安いからという理由でパパが買ってきたのですが、どうせ食べきらないのだから、少ない量でもそのぶん安いセロリを買えばいいのにな、という思いに囚われていたのです。笑
一個かうと量のわりには高いけれど、
大量に買うと結局食べきれず高くつくという現象。
あるある。
セロリセロリ。
そのセロリに囚われていたのでした。言い訳よはいはい。
サラリーをセロリーだと、勘違いしたまま話はすすみ…
野菜をもらって働いているのかー
え?
どゆことだ?
どこか住むところはあるか?
と聞かれたのですが、セロリ?住むところ?え?
話が見えなさすぎる。
となってしまい結局答えられず、子どもを追って行ってしまわれて、そのまま話さないままシッターとして面倒を見ているお子さんのご家族が迎えに来て一緒に帰っていかれました。
話の最中で、家族とすんでいるといっていたので、彼女自信のご両親と日本に住まわれているのねー。とも思い込んでしまい、あとになって、シッターしている家族と住んでいると、よくよく考えて導き出しました。遅い。
話の最中も、何度か、Sorry?Sorry?と聞き直したのですが、セロリーと勘違いしたままでは、話の内容がつかめず。子どもも公園を所狭しと走り回っていたので、追いかけて行ってしまわれて、話しが途中で終わってしまいそのままになってしまいました。
のちに、一生懸命私の足りない頭で考えてようやく、結論にたどり着いたのでした。
収入はno かlow (ナニーさんだから、lowかな?rawだと思った。raw celery生のせろり?)
住み込みで働いていて
ワーキングビザである。
これで、どこか借りられる所はあるかな?
ということだったのでしょう。
自身の親とすんでいるのに、住むところを探さなくてもいいよな。このコロナ禍に。とかぐるぐる考えていた。
ご家族がお子さんを迎えに公園に来てからは、ドイツ人の彼女は、私とは近寄って話せなくなった雰囲気。
あ。難しい感じのやつや。
いろいろ考えてようやく結論付けることができたわけだが、
んまー、呪った。自分は、困っている人を助けられなかった。
ナニーをされている先の家から出ようと思っているのだろう。いろいろ何かしらあるんだろうな。助けになれればよかった。
呪う。
仕事を探そうにも、家がなければ新しく仕事を探すことも難しいのではなかろうか。
住み込みで働かれているので、次の仕事が見つかるまで、住所をそこにして、探して、おかねを稼ぐようになったら、家を出て、家を借りる。
いやーーー、
ハードル高いですね。外国人お断りの物件も多いし、大変ですよね。
このコロナ禍で、更に大変だろうし、身を案じるのみです。すみません。
セロリ、パパ全部食べてしまってね。頼むで。もう冷蔵庫で枯れかけてるよ。