少年は残酷な弓を射る We need to talk about Kevin/ Lynne Ramsay

2011年公開。リン・ラムジー監督。原作は、2003年に発表されたライオネル・シュライヴァーの同名小説。

主人公は、ティルダ・スウィントン、母親役。その母親の名前はエヴァ。その夫フランクリンの役を、ジョン・ライリー。息子ケビンの役を、エズラ・ミラー。

息子役、エズラ・ミラー。

大事なので2回言いました。

エズラ・ミラーが美しい!!!(美しいというレビューばかりするな、とのレビューもありましたが、本当に開口すれば一番の感想は、エズラ・ミラーが美しい。としか言いたくないレベル)

2011年公開当時、18歳。見たのはDVDになってからでしたけれど、なんと美しい少年よのうと、釘付けになって見ていました。

あらすじ

原作のタイトルは、We need to talk about Kevin
直訳すると、ケビンについて話す必要がある。

この、We need to talk. は、わりとシビアな表現で、例えばカップルの片方から、We need to talk. なんて言われたら、

え、別れ話かな?とか、…浮気ばれた?

と、なるような表現です。

ケビンについて、何か夫婦で真剣に話し合わなければならないことがある。さて、何でしょうか。

主人公のエヴァは、仕事をバリバリこなすキャリアウーマンです。ところが、安全日だから大丈夫だろうと、ノリでやっちゃえー!と二人盛り上がり、妊娠してしまいます。

順調だった仕事をやめざるを得なくなり、息子が産まれた後も、仕事への未練をかかえ、そこにふりかかる思い通りにいかない育児。

そんな母の態度を感じ取ってか、ケビンは、悪いことばかりします。そして、母親の気を引こうとする。ただそれがいきすぎている。母親は毎日がしんどい。あやしても泣きわめく息子。

父親フランクリンがあやすと泣き止んで、当の父親は、こうやればいいんだよー!と、お気楽。父親は終始、そんな感じです。母の思う育児の辛さなんて分かろうとしない。

父親の母親への無関心。母親の息子への無関心。息子の母親への関心。

そして引き起こされた、事件。

感想

とにかく少年が美しい。何回でも言いたい。すみません。すみまめせん。

育児は思い通りにいかないことも多く、泣きわめかれ、言っても聞いてくれず、やるなということをやる。やめなさーい!と大声を出してしまうこともある。

子を持つ身としては、腹を痛め産んだ子どもは何がなんでも可愛い。それは誰しも同じはずだが、周りからの理解がなければ育児は成り立たないとも思っています。育児は一人でするものではない。

子どものいたずらや反抗が、母親だけに集中していて、父親とは上手くやっている息子を見ていたら、愛情もなくなりそうなものですけれどね。

母親は、その事件のあとも、

町中の人から嫌われ、罵られようとも、その地を離れることなく、息子を待つ。

母の愛の話か。息子の母への異常な愛の話か。

サイコスリラー枠です。美しい映画ですよ。

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